110番の使い方
<110番通報時のポイント>
緊急性のある事件や事故に遭ってしまった場合の「110番」通報の仕方をみてみましょう。いざ110番通報をしようと思っても、みなさんがみなさん通報したことがあるとは限りませんし、警察に電話をするのは少し緊張してしまうかもしれません。
110番の電話を受けてくれる警察官が、順に質問をしてくれるので、落ち着いて答えましょう。
①何がありましたか?事件ですか、事故ですか?
→ひったくりや、交通事故に遭ってしまったのなど、事件名を答えます。
②いつですか?
→たったいま起きました、や○分位前に起きましたなど発生時間を伝えます。
③どこですか?
→警察が迅速に現場に向かえるようにできるだけ正確に、周囲に建物名や住所を答えましょう。
④犯人は?
→犯人の逃走手段や、使用した乗り物の特徴、逃げた方向や犯人の特徴を伝えます。
⑤今どうなっていますか?
→例えば事故に遭ってしまったら、けが人がいることなど、事件・事故の状況を伝えます。
⑥あなたのお名前を教えてください
→起きた事件・事故との関係や、名前・住所・電話番号を答えます。
このように、警察官は順番に質問をしてくれるので慌てずに1つ1つの質問に答えていきましょう
110番をすると、警察官が「いつ」、「どこで」「何があったのか」などについて問いか けますので、あわてず、あせらず質問に答えてください。
警察官:「110番警察です。事件ですか?事故ですか?」
通報者 : 「交通事故です。」「どろぼうです。」 など
警察官 : 「それはいつですか?」
通報者 : 「たった今です。」「10分くらい前です。」 など
警察官 : 「そこはどこですか?」
通報者 : 「○○交差点です。」「○○市○○町のコンビニ前です。」 など
警察官 : 「犯人を見ましたか?(人相や逃走方向、逃走手段など)」
通報者 : 「犯人は白い車で○○町方向に逃げました。」 など
警察官 :「今どうなっていますか?けが人はいますか?被害状況は?など)」
通報者 : 「けが人がいます。救急車は呼びました。」 など
警察官 : 「あなたのお名前は?」
通報者 : 「(住所)(氏名) (電話番号)です。」 など