(1) 現場保存の意義
「警備員の行う現場保存」とは、犯罪や事故の現場 をそのままの状態で保存して、証拠や遺留品の散逸と それらの変質や滅失を防止し、警察官の採証活動に 協力する活動である。 現場においては、時間の経過 によって資料が破壊されたり、滅失したりする。
また、現場の関係者(被害者、第一発見者、その他 の現場立入者)によって、不用意に現場が変更又は破 壊されるおそれもあるので、十分留意して現場保存に 当たる必要がある。
現場保存に当たっては、二次的な事故の発生に注意 することが大切である。また、現場保存はあくまでも 二次的なもので、現場における危険を防止する等必要 な措置を講じることが優先する。
(2) 現場保存の要領と留意事項
ア 現場保存の範囲
イ 保存範囲の確保
ウ 現場の状況、証拠品等に対する留意点
エ 発見者 目撃者の確保
オ 加害者等の確保
カ重傷者の措置
キ 現場における慎重な言動
ク メモの励行
事故や事件が起きたとき 警察が来る前に 現場の保存が 事件事故のときは重要になります。日頃から知識と訓練で、対応できるようにしましょう。
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