福岡市と西鉄、天神・博多と博多港を結ぶ新循環バス導入へ

福岡市と西鉄は、天神と博多駅、それに国際会議場などが集まる博多港周辺を循環するＢＲＴと呼ばれる新しいバスの運行システムを来年度から始めることになりました。
福岡市と西鉄は、天神地区の再開発にあわせて都心部を訪れる人の回遊性を高めようと、中心部を走る新たな公共交通機関ＢＲＴ＝バス高速輸送システムを導入します。
導入するＢＲＴは、バスの車両２つを連結したもので定員はおよそ１３０人です。
天神地区と博多駅、それに国際会議場などが集まる博多港のウォーターフロント地区の３つの拠点を結ぶルートを循環し、主要な１０の停留所に停車する予定です。
来年度、試験的に導入し、安全性などの確認を行った上で、５年後の平成３２年度をめどにあわせて１５台導入し、１０分間隔の運行を目指します。
ＢＲＴを運営する西鉄は、運賃は定額制を軸に検討するとともに、同じようなルートを走るバスの運行本数を減らし、都心部の渋滞緩和を図ることにしています。
一方、ＢＲＴの専用レーンの導入は、めどがたっておらず、福岡市は、警察などと今後協議していくことにしています。