
インフォームド・コンセントとは「医療機関と患者が情報交換を行い、治療方針に対して一定の合意に至る経緯」のことです。
医療法においても、インフォームドコンセントは医療従事者にとっての義務であると定められています。
大手術の際に「インフォームド・コンセントをとりましたか」が行われますが
医者と患者がお互いに医療に対する考え方とか病気に対する考え方、生命に対する考え方などの価値観をわかり合うというプロセスがインフォームド・コンセントになります。
インフォームド・コンセントは必ずしもそういう1回の瞬間的な説明で終わるものではないと思います。救急のような場合は例外ですが、基本的にはプロセスとして捉えるべきです。インフォームド・コンセントが瞬間的な位置付けに終わってしまうのでは困ります。
その中で少しでもシステム化して、限られた人数の中で、医療行為の責任はあくまで医療者側が行いながら、プロフェッショナルの知識や考え方を患者に寄り添って納得できるようにしていく仕組みが大切だと考えます。
基本的な説明 よくある説明事項を
・DVD
・または 限られた方が見ることができ動画
などで仕組み化することがよいと考えられます。
採用例として 心臓弁手術の患者様向けビデオの一部を公開いたします
心臓弁手術後の説明ビデオ
弁膜症 人工心臓弁 治療の説明ビデオ